三角配列の安曇幹線の烏帽子型鉄塔(平地区間)

(現存せず。)

さぁ、ここからはいよいよ、平地区間にも続いていた、新所沢変電所への終点間際の安曇幹線の三角配列仕様の烏帽子型鉄塔を見て行く。
※この区間の送電塔については、2010年には除却工事が進み、以降は珍しかった三角配列の烏帽子型鉄塔は完全に除却され、その後は元安曇幹線があった箇所に西上武幹線が通っている。
なお、西上武幹線が元安曇幹線があった箇所を通っているのは、鎌北湖の東側の区間からで、同電線路の起点は新秩父開閉所ではないので、そこは注意願いたい。
それでは見て行こう。
現存していないから、ここではダイナミックに大きな写真を掲載しよう!

こちらは安曇幹線380号
両耳が赤い。確かにこの感じだと猫型に見えなくもない。

こちらは381号
この辺の送電塔については、高麗川の1号せき付近で撮影できた。
この川は夏でも水温がかなり低かったのを覚えている。
当時はよく川遊びに出かけたもんで、丁度変わった鉄塔があると思いきや撮影したのが安曇幹線だったのだ。w
親もこれには思わず、「変わった鉄塔だな」と言っていた。

続いてこちらは

唯一だった紅白鉄塔
別の送電線の上部を通過するため、ここでは背の高い送電塔を採用したようで、紅白鉄塔となったようだ。
超えているのは昔からある中東京幹線じゃなかろうか
丁度その送電塔が下の方に見える。

当時乗っていた車の窓がUVガラスだから、色が辺になってしまったが、別のアングルからも撮影した同鉄塔はこれだ!

送電線もまた年功序列があるようでw、後からできたものは、昔からある送電線の上部を通らなくてはならない。

さらに別アングル!
丁度写真中央へ向かってきているのが、昭和20年代にできた昔からある中東京幹線である。

電柱に次いで、送電線の撮影を始めた頃は、まだ車を降りてプレートまで撮影するようなことまではしていなかったから、平地区間の撮影は、通りすがりで撮ったものばかりだった。
まぁ、今なら絶対車を降りてプレートまでしっかり撮影する!

ということで、これは何号かわからない。

続いてその先はこんな感じだ。
ここでは新所沢線の真横を沿うように通っていき、新所沢変電所へ向かっていたようだ。
なお、現在はそこには西上武幹線が通っている。

それから配電線の方には、遮蔽線(しゃへい線)も確認できる。
安曇幹線の送電塔は背の低いものが多かったから、誘導も凄かったのだろう。
房総線もそうだが、昭和40年代頃にできた500kV設計の送電塔は、背の低いものが多かった。
だから今は、それを背の高いものに建て替えるなどしているようだ。

その後はこんな感じ。
ここでは安曇幹線の下を通っている武州線の矩形鉄塔もまた変わっている。
できれば長いこと、新所沢変電所の構内にあった引き留めの三角配列の烏帽子型鉄塔も撮りたかったが、残念ながら、その撮影はできずに終わっている。

前へ     次へ

ゴロンディーナーのちょっとした送電線の鉄塔記録 トップに戻る

※当サイトは各電力会社・その他の企業とは一切関係ございません。

※当サイトの内容、文章、画像等の無断転載・無断使用を禁止します。
最近、当サイトに掲載中の画像が個人ブログやYahoo知恵袋等へ無断転載される事案が多発しています!!
無断転載は完全な著作権侵害となりますから、必要な方は必ず当サイトメールフォームよりご連絡下さるようお願い致します!
(当サイト内の内容をスマホやPCでスクリーンショットをして、それを公衆掲示板やツイッター等のSNSに投稿する行為も同様です!!固くお断り致します。)


inserted by FC2 system