古河日光発電の桜ケ丘線のがいしアーム

架空送電線を支持するには、引き通しの場合は、腕金の下に懸垂がいし連を取り付けて支持するのが基本であるが、一部ではアーム(腕金)ごと、がいし連となっている箇所もある。
また、懸垂がいしについても、最近では磁器がいしよりも軽量なポリマーがいしも実用化されおり、ここではアームごとポリマーがしいとなったものが確認できた。

それが確認できたのは

古河日光発電が管理している桜ケ丘線8号鉄塔である。

ここではアームごとポリマーがいしとなっていた。
ちなみに腕金ごとがいしとなったものは、昭和41年(1966年)には、既に普及していたようである。
「図解・送電線の最新施設の設計・工事 電気書院 昭和41年4月10日第1版第1刷発行」の文献によれば、土浦線でがいしアームが実用化されていたようだ。

なお、ここでは送電線の両引き留め箇所についても含めて、小さめのポリマーがいしを使用していた。

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