花総線の避雷がいし

送電塔の高さが高く、著しく雷の被害が大きく加わるような箇所、それから雷が多い群馬県の送電線では、懸垂がいしの避雷対策として、避雷がいしを使用した箇所がある。
このがいしは、通常の254mm懸垂がいしと比較すると、かなり大型であるのが特徴である。
ここでは江戸川の横断箇所で確認された、やたらと背の高い花総線47号と48号鉄塔に取り付けられている避雷がいしを見て行く。

まずはずっと前に撮影していた48号から!

6万6千ボルトで使われる懸垂がいしの大きさは、通常は254mmが基本であるが、左側の1回線では、所々で大型の懸垂がいしがあるのが見て取れる。

その大型のものが避雷がいしとなる。

花総線でそれが確認できたのは、やたらと背が高く雷被害を受けそうな47号と48号鉄塔であった。

防錆塗装後はこんな感じ。

遠目でも目立った。

一方こちらは、47号側

参考文献:日本ガイシ75年史 平成7年3月20日発行 591ページ

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