伊草線

(元花葛線)

この送電線は、当初は花葛線であったが、後に送電線の起点が変更されたため、送電線路名が伊草線に変更された。
現在、起点としては、鶴ヶ曽根線から電源をもらっている形となっている。
(電源側が変更されたので、花葛線時代に各鉄塔に振られていた振り分け番号も変更されている。)
ではまずは、花葛線時代に撮影した花畑変電所から出発する花葛線1号鉄塔より、少し紹介!

以前は変電所構内に、足立線と花葛線の両方の4回線の同時併架が可能となった矩形鉄塔が花葛線1号鉄塔として実在していたが
今は伊草線となり、送電塔も矩形鉄塔から普通の4回線鉄塔へ建て替えられている。

内容はこんな感じである。
このアングルから見ると、左側が足立線33号部分で、右側は花葛線1号部分である。

なお、送電線については古いようで、銅線が使われているようだった。

矩形鉄塔であるが、左側には一応、足立線の表記

次いで右側には、花葛線の表記があった。

 

続いて、一ツ家第一公園から2号を見るとこんな感じだ。
(同じく花葛線時代に撮影)
2008年撮影当時は、まだ上部を通過する3回線の蔵前線が残っていたので、物凄いことになっていた。
花葛線(現:伊草線)、足立線を含めて、当時は全て蔵前線の下を通過していたが、今は蔵前線は廃止となったので、少し広々している。
花葛線(現:伊草線)については、元の状況から変わらないが、右隣の足立線は、一部元あった送電塔を除却し、元蔵前線2号鉄塔部分で送電線を片寄せしながら支持している。

花葛線と併架されている横堀線については、4回線同時併架が可能となった花葛線の2号鉄塔にて立ち上がっていた.

花葛線時代に撮影した2号鉄塔の看板

なお、両側が横堀線であるという証拠は以下に!

↑そしてこちらは、まだその真横に足立線32号鉄塔が現存していた時に反対側からも撮影した花葛線2号鉄塔(写真右側)

<花葛線1号鉄塔建て替え時の記録>

花畑変電所構内にて、足立線と同時併架をしていた花葛線1号鉄塔であるが、変電所北側にある内輪線時代の足立線の送電塔の建て替えの影響か、花葛線1号は送電線は外され、建て替えられた。
なお、足立線の建て替えについては、2013年に行われていたが、この当時、特に変電所北側の元々背が低く嵩上げされた区間の送電塔の建て替えが重点的に行われていた。
足立線については、別項目にて紹介!

建て替え準備中の花葛線1号鉄塔

足立線の送電線は完全に外され、花葛線部分では、変電所側からは切り離されて、本線の方については、まだ送電線が引き留められている状態の写真

<ここからは、かつての花葛線が伊草線に変更された後の記録>

そして、これはつい最近になり、伊草線に送電線路名が変更された時に撮影したものである。
足立線32号鉄塔については、建て替え時に元蔵前線2号鉄塔があった場所へ移された。
なお、写真の奥の方では、先ほど掲載した通り、かつては花葛線と足立線の同時併架が可能となった花葛線1号鉄塔による矩形鉄塔があったが
その矩形鉄塔は建て替えられて、普通の4回線鉄塔となった。

伊草線31号の看板
以前ここは花葛線2号鉄塔であったが、電源側が変更された影響で、振り分け番号も変更されたようである。

なお、送電塔の形であるが、変電所を外れた箇所については、普通の形となる。

プレートについては、電線路名と振り分け番号だけが変更となったものに打ち替えられていた。

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