新中川の横断区間の小岩線

(JRの送電線)

新中川は、後で作られた人工の川だ。
ここではその横断箇所の小岩線を見てゆく。

昭和33年(1958年)頃に新しく作られた新中川は、川の両側に堤防があるため、新金貨物線もまたそれを超えるための橋が必要となった。
そのため、途中からゆるやかなカーブを描きながら、新中川を横断している。
ここでは特に、その川の横断箇所で見られる小岩線の送電塔を見てゆく。

川の横断箇所については、送電線は一旦、新金貨物線の線路から外れるため、普通の四角鉄塔が見られた。
普通の四角鉄塔と言っても、今のものと比較すると大分レトロある構成となっているがな。

なお、川の横断箇所についても架空地線は張っていないようだ。

ちなみにここで右手前に見える、大きな大正期を思わす形の送電塔は、亀戸線95号鉄塔である。
この方も東京電燈時代の上越幹線から存続されたものであるから、かなり古い。

ここでは、新中川を横断する直前にある小岩線56号鉄塔を見上げている。

腕金の部材の少なさに昭和レトロを感じる。

年式は、途中から川が作られた頃を表しているのだろうか?
昭和33年(1958年)10月を示していた。

続いてこちらが、新中川横断後にある小岩線57号鉄塔

こちらも変わらず。

架空地線がないところに、どこか不思議な感じがした。

前へ     次へ

ゴロンディーナーのちょっとした送電線の鉄塔記録 トップに戻る

※当サイトは各電力会社・その他の企業とは一切関係ございません。

※当サイトの内容、文章、画像等の無断転載・無断使用を禁止します。
最近、当サイトに掲載中の画像が個人ブログやYahoo知恵袋等へ無断転載される事案が多発しています!!
無断転載は完全な著作権侵害となりますから、必要な方は必ず当サイトメールフォームよりご連絡下さるようお願い致します!
(当サイト内の内容をスマホやPCでスクリーンショットをして、それを公衆掲示板やツイッター等のSNSに投稿する行為も同様です!!固くお断り致します。)


inserted by FC2 system