終点間際の小松川線

小松川線は最後、小松川変電所を起点とした一之江線の上部に併架されながら終点となる。
一之江線に関しては付近の配電用のようで、電気の流れ方としては併架されている小松川線とは逆方向のようだ。

終点間際の小松川線は、一之江線と併架されている。
こちらは小松川線129号鉄塔である。
電圧が高いものが上部に来るのが当然であって、ここでは上部の2回線が小松川線となっている。
次いでその下段が付近の配電用のようで66kVの一之江線だ。
住宅が密集しているため、新たな送電ルートは選定できないから、元々ある送電塔に併架されたといった感じである。

続いてこちらが130号

さて年式だが、丁度電力需要が増加した頃の昭和38年(1963年)を示していた。
小松川線に関しては元は群馬幹線の支線であったことがうかがえたが
それは見た感じ大正後期頃にできたようで、送電塔の鋼材も本線とは違い、日本製を使用していたようである。
亀戸線のような形状をした送電塔が続いていたようである。

130号の反対側

そして小松川線は、その次の131号で終点となる。

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