天竜南線

(建設:大同電力 現在の管理:東電)

こちらは、かつて実在していた大同電力が管理していた天竜南線となる。(現在は東京電力が所有)
なお、現時点では、建設当初の電線路名など、詳細は不明
送電塔の形状についてだが、こちらは山や川の横断箇所では氷雪対策のためか、八字型(イカ型)の送電塔を採用
また、普通の平地を通る箇所では、東京電燈(東京電力の前身)の上越送電線(上越幹線)などとはまた違った形の送電塔を採用するなど、見所あり。
なお、こうしてみると、かつて実在していた複数ある電力会社ごとに、送電塔の形も変わり映えがあるのがわかる。
それを巡るのもまた楽しみの1つだ。
しかし今後は、送電塔の建て替えで、各送電塔には、そういった歴史があったことも忘れ去られることであろう。

起点の釜無白根変電所

同変電所構内の送電塔群
各電線路名は、画像に記した。

川の横断箇所の天竜南線5号鉄塔

上部形状は氷雪対策として、八字型を採用!

建設年については、こちらもかなり歴史あり。
昭和5年(1930年)!建設で、じいちゃん世代の送電塔だった。

平地を通る箇所では、東電の上越幹線とはやや違った形状をしておった。

なお、耐張鉄塔はこんな感じだ。
こちらは特に他の電力会社と形状比較をしても変わり映えなしか?

なお、こちらの16号の送電塔の建設年は、昭和55年(1980年)を示していたが、これは多分、隣接鉄塔で見受けられた嵩上げ工事を行った時期を示しているのかと思う。
こちらはなんらか嵩上げやいじられているような形跡は見られないので、昭和5年当時の原型鉄塔のはずである。

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