塔ノ沢線

建設:箱根水力電気

※日本初の送電鉄塔・送電塔(昭和45年時点)
日本初の4万5千ボルト?
国産初!特別高圧ピンがいし採用電線路!
なお、がいしについては、当時は外国製品を出し抜く程、優秀な成績を収めたほどであった。

日本初の鉄塔は、驚きの節目!20世紀最初の年である1901年(明治34年)建設の模様
この当時の架空送電線路は、木柱を使った1回線式送電線路が主流であったが、箱根から横浜間を結ぶ塔ノ沢線では、特別に!日本で初めて鉄製の送電鉄塔が採用されたようである。詳細はこちら
なお、当時の鉄塔建設については、アメリカの技師が指導のもと、鉄塔建設を行ったようである。
送電電圧は4万5千ボルトとあり、日本で初めて国産の40号特別高圧ピンがいしを採用したようである。

こちらは、100年以上前の貴重な絵葉書で見えた塔ノ沢発電所付近の塔ノ沢線の鉄塔
(裏面には確かに、明治44年(1911年)の消印が押してあった。)
当時の方が書かれた詳しい説明付き。
なお、現在ここには全く別の鉄塔が建っている。

塔ノ沢線の鉄塔のアップとなるが、岩肌の凄い随分と険しい場所に建っているのがわかった。

こちらは電気の史料館に、現在も展示されている塔ノ沢線(塔の澤)の鉄塔

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