東信線を追跡 その4
(最後は東信線は仮引き留めされ、南佐久線のみとなる。)

この先では、大きな幹線系!

黒部幹線と安曇幹線1号線の線下を通過してゆく。

東信線は、52号鉄塔の先でまずは黒部幹線の線下を通過するようである。

黒部幹線は、522号-523号間

続いて東信線は、54号鉄塔の先で、安曇幹線1号の線下を通過するようである。

安曇幹線は、143号-144号間

55号で越えた。

なお、この方は近づくことができた。

年式は変わらず、大正8年(1919年)12月

手前側より56号、57号の順であるが、57号鉄塔では、またもや付近の海瀬発電所で発電された送電線と合流している。
その合流鉄塔は、建て替えたようで背が高い。

ブロッキングコイルも付いていた。

ということで、ここで一旦、海瀬線へ寄り道する。

送電塔については、ここも見た感じ古そうに思えるが

年式の記載のあるプレートの文字は消えており、見えなかった。

こちらは海瀬線2号鉄塔
同電線路もまた、わずか3基で終点となる短い電線路である。

海瀬発電所兼変電所横に海瀬線1号鉄塔

と、ここでは

海瀬発電所と思わしき水圧鉄管も発見!

海瀬発電所の建屋

発電所の看板

ここで再度東信線に戻って、続きを見てゆく。

写真手前側より、58号、60号、木に隠れたところに61号の順

おっと、59号は谷の下に隠れていた。

60号とその奥の左下に61号鉄塔

東信線56号鉄塔付近より、64号と65号

ここでは山を越えた後
写真奥より、65号と66号鉄塔

この辺では、架空地線支持の三角帽子を後から嵩上げされたような原型鉄塔が目立った。
なお、原型鉄塔はここまでで、この先は撮影に来た時には建て替えられたようである。
少なくとも2019年7月頃には建て替えの模様、

67号鉄塔からは、建て替え後の近代構成が続く。

それで元々は、東信線はそう長くは続かず、南佐久線のみとなるものが
東信線106号鉄塔に実在していのだが、その処理を行う送電塔についても、73号鉄塔に移動されたようである。

ここでは2回線を1回線にしているかのように見えるが、実際は相互接続はされてはおらず、東信線部分がジャンパー開放する形で残っているのが見て取れた。
それから建て替え後の送電塔は、大分スリムで背の高いものとなったから、送電塔の数もいくつか減った箇所も見られた。
番号は飛び飛びである。
なお、建て替え後は、南佐久線のみとなった箇所も増えた。
その箇所では、元あった東信線の振り分け番号に、上から2桁に10を追加している形となっている。
南佐久線1号鉄塔までそうなっている。
これについては、わざわざ全鉄塔の振り分け番号を変更するのに手前がかかるからだろうとみられる。

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