青井線と花川線 1号、7号他 その2

その1に引き続き、その2

花畑変電所より、3回線のまま続いていた青井線は、5号鉄塔にて、片側1回線の千代田鋼鉄線と分かれる。

分かれた後の1回線の千代田鋼鉄線については、送電塔は1回線仕様で、送電線は三角配列となって引き留められて、引き下げられていた。
ちなみにその右側にあるのは、青井線6号鉄塔である。こちらは懸垂がいしはVに配置した四角鉄塔となっていた。

続いてその奥にあるのは、花川線7号鉄塔である。

引き続き、今一度、青井線5号鉄塔で分かれる千代田鋼鉄線を下からも見てみた。

電線路名表示札には、ここまで千代田鋼鉄線の文字あり。

千代田鋼鉄線と分かれる青井線5号鉄塔

このアングルからでは、右側に普通の四角鉄塔となった青井線6号鉄塔

左側に千代田鋼鉄線の最終鉄塔といった感じだ。

こちらは、綾瀬川を超える直線にある花川線6号鉄塔
こちらは依然として、変わらず。

6号を遠目から見るとこんな感じだ。
右側には、青井線5号鉄塔

綾瀬川横断後にある花川線7号鉄塔
こちらはやや背が高い。

送電塔の構成はよく見てみると、2回線支持できそうな設計となっているが、事実上は特に増強などはせず、2回線である。
さて、7号のふもとへ行ってみる。

7号が背が高いのには訳があった。

下の方だが、ようやら途中で嵩上げをしたようだ。
それにしても、矩形鉄塔の嵩上げは初見かも

建設年は昭和53年(1978年)9月を示していたが、これは恐らく、送電塔の嵩上げを行った時期なのかと思われる。
ちなみにだが、その目の前を通っている首都高6号三郷線の建設年については、1985年(昭和60年)のことなのだそうだ。
少し早い段階で嵩上げを行ったように見ていいのだろうか

続いてこちらは、青井線8号である。
ここでは2回線となった東亀有線を分岐している。

東亀有線についても結構古いようだが、分岐元であるこちらは、親水公園の整備時にでも建て替えたのだろうか
年式は、昭和55年(1980年)を示していた。

東亀有線を分岐する青井線8号鉄塔

おまけで、分岐後にある東亀有線2号鉄塔をちょっと見てきた。

東亀有線の建設時期は、花川線と同時期の昭和35年のようだった。

さて、引き続き、青井線と花川線を追跡していく。
綾瀬駅付近のものについては、近代的構成が続いていた。

こちらは青井線9号である。建物の合間に立っていた。

こちらは花川線9号
駅近は普通の四角鉄塔が目立っていた。

しかし年式は変わらず。

同鉄塔を反対側より!

こちらは花川線10号

花川線は11号で、JR常磐線の上部を通過のため、また背が高くなる。

一方その右側は

青井線11号

青井線12号

花川線12号

青井線13号

花川線13号

花川線14号

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