吾妻川線・セミストレーンがいし装置を適用したもの
(一部の懸垂がいしは除く。)

セミストレーンがいし装置を適用したのは、吾妻川線でも実在していたようである。

それが確認できたのは、吾妻川線24号鉄塔である。

ここでは、写真の右側が吾妻川線の1号線部分で、左側が2号線部分となるが

うち、右側の1号線部分は全相、左側の2号線部分では上相のみ、セミストレーンがいし装置を適用したものとなっていた。

前回見てきた吾妻川線61号鉄塔では、はっきりとプレートの文字を確認することができなかったが、改めてここでは、くっきりとその文字が確認できた。
年式については、大正14年(1925年)2月とあるのが見て取れた。

続いて、次の25号鉄塔でも確認できたが

ここでは2回線とも上相のみセミストレーンがいし装置となっていた。

奥の方では、耐張鉄塔による原型鉄塔も確認できた。
年式については、こちらも正しく大正14年(1925年)物に思える!
形状としては、内輪線の原型鉄塔にも似ているような気がした。
東京23区を取り巻く66kVの内輪線ができたのは、その1年後のことである。

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