5つヒダの懸垂がいし

254mm懸垂がいしが普及した1920年代では、一時期、5枚ヒダの254mm懸垂がいしも普及していた。
ここではそれを見て行こう。

・松風工業社の1932年(昭和7年)製造の254mm懸垂がいし
(初期の5枚ヒダ仕様!)

国産の254mm懸垂がいしが登場した頃には、一時期、5枚ヒダのものも普及していた。

5枚ヒダに関しては、 4枚ヒダのものと比較すると、ヒダの間隔が違うのが見て取れる。
この時既に日本ガイシでは、4枚ヒダが普及していたが、松風工業では、1932年頃までは、5枚ヒダ仕様が製造されていたようだ。
これまた製造会社によって、違っていたようである。

なお、こちらに関しては、製造年は西暦で印字されており、1932年(昭和7年)10月製造とある。

大変古いものなので、こちらもクレビスキャップに製造会社のロゴが刻まれていた。

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