本牧線・門型鉄塔他

さぁ本牧線は53号鉄塔で、下段に併架されている保土ヶ谷線と振り分けられる。
本牧線に関しては、振り分けられた直後の54号鉄塔は門型鉄塔となっていて、そこでもジャンパー開放がされた箇所がある。
なお、その先の区間については、54号より、突如として地中線路から引き上がっている?ようであるから、活線であるのかどうかは不明である。
これについては、元々は近くの引き込み線で使われていたようなことも考えられるから不明である。
途中、大分割愛するが、ここでは本牧線の終点まで見て行く。
それでは見て行こう。

本牧線は、最後の52号の矩形鉄塔を超えた次にある四角鉄塔の53号で、ここまで併架されてきた保土ヶ谷線と分かれる。
本牧線については、43号鉄塔からしばらく死線であるのが確認されたが、その先は活線であるのかどうかは不明である。

下段にこれまで併架されてきた保土ヶ谷線を振り分ける本牧線53号鉄塔

こうした振り分け作業は矩形鉄塔ではできないので、四角鉄塔を採用したようだ。

なお、プレートについては、裏に見える学校の敷地内側(送電線で言えば、送電端、電源側)にあるから撮影できない。

看板は撮影できる。

続いてこちらが本牧線54号
保土ヶ谷線とはこれより直前の53号で振り分けられたから、ここでは本牧線1,2号線が門型鉄塔で両引き留めされている感じだ。

なお、本牧線の門型鉄塔(ガントリ鉄塔)は、ここでも両回線ともジャンパー開放されている。

ジャンパー開放の拡大はこのような感じ!
ジャンパー線がないのが確認できる。
つまりこれより左側(電源側)は停止状態であるということだ。

54号のレトロな看板
最近ではこうした看板は、樹脂製よりも鉄製を採用する傾向にあるようだ。
樹脂は長くあると暑さでゆがんだり文字が消えてしまったりするらしい。

しかしここはこの感じだと、地中線路から電源を引き上げているかのようにも見えるが・・・果たして
普通に元は引き込み線用として使用していから、なんていうことも考えられるから、奥の区間は活線であるのかどうかは不明だ。
雨の日に来て、ジージー音を聴けばいい話だろうが、さすがに私はその日まで、ここに行く予定はない。w

さて、プレートについてはやはり電源側にあるようで、こちらは比較的若く、昭和44年(1969年)6月建設とあった。
先ほどの矩形鉄塔と比較すると13年若い。

54号の反対側写真はこんな感じ。

地中線路から引き上がった?箇所についてはジャンパー線があるが、奥の若番方面にはジャンパー線はない。

続いてこちらが身軽となった本牧線55号鉄塔
ここからは、至って普通の基本の四角鉄塔が続く

なお、配電線の上部に施設された古いしゃへい線は、この先の56号付近でも確認できた。

この配電線の上部にあるしゃへい線は、錆びの色具合などから、本牧線の竣工当時に施設されたものであろう。
とはいえ、この辺は昭和44年頃のものだろう。
(※その遮蔽線の詳細については、電柱専用のHPで掲載!)

さて、この先は10基ほど飛ばす。

奥の方もまた山の上に家が多く立ち並んでいるから、階段だらけだった。
撮影当時は初夏の陽気だったが、私は汗っかきなもんで大汗が噴き出た。w

この先は割と基本である四角鉄塔による耐張鉄塔が大半だった。

次の66号は変電所となっているようで、2回線が引き下げ分岐されていた。

この辺りは延線区間だったのだろうか?建設年も比較的若く、昭和44年(1969年)6月とある。

続いてこちらが67号

本牧線の架空送電線路部分は、この先で方向を変え

68号で終点となる。

唯、68号の付近は変電所とはなっておらず、そのまま送電線が地中線路として引き下がっていた。
地中線路としては、もっと奥まで進んでいるのだろう。
それにしても、子供向けの入るなの警告のイラストが・・・w

68号の看板

まとめ:本牧線については、43号と54号がジャンパー開放されており、一部区間は死線状態であるのが確認されたが
54号より先については、現役の鉄道用の変電所があることから、その区間は活線であるのがうかがえた。
しかし電源側はどこであるのかが不明である。
54号のケーブルヘッドは、やはり立ち上がり線なのだろうか
それとも現状は、終点の68号よりも先にある地中変電所から、別の送電線を迂回して、電源が逆流しているのだろうか

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