市場線

市場線は川崎変電所が起点であり、そこから元変電所のあった電気の史料館までを結んでいる。
読み方は、「いちば」なのか「しじょう」なのかは不明
送電塔については、特に起点付近のものが相当古いようで昔の内輪線のような形をしているが、これは内輪線ではない。

撮影できそうなのは3号からであった。

市場線に関しては、3号から既に古そうな形状となっていた。
この形は内輪線でかつて確認できたような形をしている。
なお、ここでは腕金に何やら黒いテープのようなものも巻かれている。
ここは海沿いの地域で何かと塩害も甚だしいから、その防御策といえようものだろうか

年式は昭和17年(1942年)4月とあった。
内輪線並みに昭和元年とまではいかなかったが、そこそこ古い。

続いてこちらが市場線4号
この2基に関しては、JR南武線、同・浜川崎支線の線路を超えるため(元々背が高いまま残ったので)、建て替えられずにずっと残ったのかと考えられた。

なお、架空地線支持の三角帽子に関しては、こちらは後付けされたように思えた。
そしてこちらも腕金には、何やら黒いテープのようなものが巻かれている。
懸垂がいしについてだが、これは何度か取り換えたようだ。
外側のヒダが一回り突き出は旧式ではない。

4号の看板

続いてこちらが少し進んだ箇所の10号

こちらは形状がやや近代的だったが

年式は古く昭和17年とあった。

そしてこちらは11号

11号もまた形が、内輪線にかつてあった原型の送電塔によく似ている。
そう、内輪線のものは各腕金間の間隔が狭いのが特徴だった。

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