市ヶ尾線

市ヶ尾線は、市ヶ尾線0号鉄塔から市ヶ尾変電所(配電用)までを結ぶ送電線であるが(電源側は菅生線1号鉄塔)
2021年確認現在、市ヶ尾線は途中の50号鉄塔(元東急プラザ線50号鉄塔)でジャンパー開放されており、その区間の電源側については、荏田変電所に変更されたようである。
昔は一部の区間で東急プラザ線と荏田線となった区間もあったが、振り分け番号については、起点の市ヶ尾線から変わりはなかったようだ。
それではここは、過去に向ヶ丘線が接続されていた、市ヶ尾線0-1号鉄塔から見て行こう。

市ヶ尾線については、後から追加されたような0号区間の大半は死線である。
次にある0号は半分活線

それがこれだ。これが市ヶ尾線0号だと思われる。
しかし現在は、さらにこの隣にある菅生線1号鉄塔が電源側となっており、今はそこからここに電気が流れており
市ヶ尾線0号鉄塔では、送電線を振り分けているだけとなっている。
かつて地上の向ヶ丘線から続いていた旧ルートは、廃止のため、ジャンパー開放されている。

まとめると上記写真の通りである。

市ヶ尾線1号鉄塔についても、何やら腕金を広げており、当初はそこで送電線を立ち上げるような形跡も見られた。
しかし実際、そこはどぶの上に立っているから、見送ったようだ。

さて、その市ヶ尾線1号鉄塔の年式だが、こちらは向ヶ丘線より少し若く、昭和41年(1966年)1月を示していた。

2回線の送電線を引き上げている菅生線1号鉄塔はこんな感じ。
現在の、市ヶ尾線(50号以前)、菅生線の電源側はここのようだ。

続いてかつての電源側はこんな感じ。
以前はここに、千南線から分岐された向ヶ丘線が接続されており、市ヶ尾線となって、この先の市ヶ尾線0号鉄塔で、菅生線を分岐して、送電線が二手に分かれていたものかと思われた。

0-1号の反対側はこんな感じ。

腕金がいかにも、かつてここに向ヶ丘線が接続していたかのような形である。

続いてこちらは大分飛ばして、環境調和仕様の鋼管鉄塔、市ヶ尾線50号鉄塔である。
(2009年頃までは、市ヶ尾線34号鉄塔から50号までは、東急プラザ線と称していた。)

撮影当時は、まだジャンパー線は接続されているのが見えるが、こちらは2015年5月頃よりジャンパー開放されたようである。

続いてこちらが市ヶ尾線51号であるが、50号のジャンパー線が接続されていた当時も、ここでは荏田変電所を起点とした小さな66kVの送電線(電線路名は荏田線か?)と合流していた。
(2009年頃までは、ここから先の区間は、荏田線と称していた。)
市ヶ尾線は、その送電線と合流後は、右側には鴨志田線を分岐、写真奥には市ヶ尾線が引き続き、続く状態であった。
しかし現在は、市ヶ尾線は50号でジャンパー開放されているから、市ヶ尾線51号鉄塔にて、荏田線?が鴨志田線と市ヶ尾線を分岐している状態となっている。

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