駒沢線

(内輪線)

駒沢線は、わずか1週間しかなかった昭和元年に滑り込みで建設された昔っからある内輪線の一部である。
鉄塔の形もあの頃らしい形状をしており、かなりのレトロ感がある。
なお、送電用がいしについては、公害がひどかった昭和35年頃に一度更新したのか、外ヒダが一回り大きく突き出た旧式のスモッグがいしが数多く見られる。

こちらは駒沢線7号鉄塔!
なお、こちらの7号を含んだ先にもある8,9,10号については、今は建て替えられており、その名残は一切見られないが、以前はこの区間も4回線鉄塔のようであった。
ちなみに、その3基の駒沢線の鉄塔については、東京電燈株式會社開業50年史 昭和11年8月23日発行にて、大岡山付近で撮られた内輪線として紹介されているので、是非ご覧あれ!!^^
その写真を見ると、やはり下段の2回線については、鉄塔の主柱材の傾きのある部分に施設されていたことが見て取れた。
なお、周辺の光景については、当時は緑の多い田舎な感じが見て取れたが、今はご覧の通り、家がかなり増えていることに驚かされた。

7号のプレート
建設年は昭和元年(1926年)12月建設のようである。

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