<榑坪線・写真ギャラリー その2>

ここからは27号鉄塔より見て行く。

27号鉄塔は耐張鉄塔で、全体的形状としては当時物の原型鉄塔とは思うが、架空地線支持の三角帽子は嵩上げ済みのものとなっている。

28号鉄塔も同じく耐張鉄塔であるが、こちらは建て替えた感じがある。
近代っぽいのは、写真右側の上相の長幹がいしが横付けであることだ。

続いてこちらは29号鉄塔

同じく耐張鉄塔だが、送電塔は大正9年の当時物に思えた。

ここでは1基建て替え済みを挟んでその先に1基、原型が見えた。

原型と言えども、こちらも架空地線支持の腕金は嵩上げ済みとなっている。

続いてその先では、最近になり木を伐採したところがあり、広範囲を見渡せる箇所もあった。
振り分け番号は写真の通りである。

こちらが34号鉄塔

奥より35号、36号

36号でまたもや完全なる原型鉄塔が見えた。

その次にあるのが37号鉄塔

こちらは耐張鉄塔となるが、なんら架空地線支持の三角帽子が嵩上げされていない完全なる原型鉄塔となっていた!
耐張鉄塔での完全なる原型は、ここで初めて見かけた。
耐張鉄塔では、これが正真正銘の原型鉄塔になろうかと思われる。(笑)
なお、ここから先の追跡は、山の中を通っている箇所もあるため、飛び飛びとなる。

こちらは39号鉄塔
耐張鉄塔だが、架空地線支持の三角帽子あり。

これは・・・

明らか一度建て替えられたものかと思われたが

プレートは変わらず、大正9年1月を示していた。
これが47号鉄塔だった。

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