<榑坪線・写真ギャラリー その3>

54号鉄塔からは、形状が変わったものが確認された。

恐らくこれは、榑坪線の2代目に相当するものかと思われたが、実際はどうだろうか?
なお、この種の送電塔は、上相の腕金のみ逆さになるようにして取り付けられているのが特徴である。
同じ型の送電塔を谷村線(こちらも2代目による送電塔)でも確認している。
それにしてもこの見ためは、私にも怒っているかのように見える。(笑)
通常ならば上相の腕金のがいしを吊っている部分は水平になるかと思うが
がいしが中相の腕金と接触する懸念があったのか、傾斜をつけて、がいしを少し上方へ持ち上げているのである。

ここでは54号と55号をパノラマ撮影〜

55号の拡大。

プレートに記載の年式は変わらず、こちらも大正9年1月を示していた。
実施はどうだろうか?

基礎はこんな感じ。
ここはつい最近、基礎固めをしたようなので、今後もしばらくは残りそうに思えた。

こちらは56号鉄塔
形状としてはこちらも2代目に相当するものかと考えるが
耐張鉄塔の場合は、別に上相の腕金の高さを稼ぐ必要性はなくなったのか、旧鉄塔ながら通常の構成であった。

40基ほど飛んで、こちらは89号鉄塔

ここからまた複数基、2代目と思われるものが続いていたが

その次の90号鉄塔は、一度建て替えたのだろうか

スリムな形状をしたものが見られた。
これは3代目に相当するものかと考えられた。

見ための違いは一目瞭然!

91号鉄塔で、再び2代目らしきものとなっていた。

年式は変わらず。

横のこのころびを見ると、明らか大正期のような気がした。
これについては、アメリカのカーネギー製鋼材を使用したものの他に、日本製の部材も採用した箇所があったいう、あらわれだろうか

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