南横浜火力線

南横浜火力線の架空送電線路区間の起点は富岡変電所であり、ここから途中の戸塚変電所を経て、京浜変電所までを結んでいる。
この送電線は4回線の送電線で、このうち上部の2回線が1,2号線、次いで下段の2回線は3,4号線だと思われる。
なお、途中の戸塚変電所では、1,2号線は一旦分岐させて戸塚変電所へ引き込み、次いで3,4号線については本線から外れて一旦戸塚変電所へ引き込まれているのが見える。
また、電線路の途中には、東京南線1,2号線、3,4号線の下を通過するため、大きく2基に振り分けた送電塔もある。
送電塔に関しては、戸塚変電所を超える直前に吉田線を併架した箇所もあり、そこでは合計6回併架の送電塔を見ることができる。
次いで、戸塚変電所を超えると、一風変わった送電塔(どちらかというとレトロ調)も見ることができ、そこもまたバリエーションがあり見所がある。
それでは見てみよう。

まず、送電塔の形についてだが、起点の富岡変電所から途中の戸塚変電所までの区間はこの種のものが目立つ。(写真奥の4回線鉄塔)
こちらは南横浜火力線21号鉄塔である。

なお、その手前には東京南線1,2号線、3,4号線の2つの送電線の下を通過するため、ここでは一旦、送電線が通過しやすいように、2回線ずつに振り分けられている。
なお、振り分け番号については、写真に示した通りとなっており、これまた21号の次に24号とあったから、不思議である。

2つの甲、乙については、港南台西公園から近距離撮影が可能だ。

公園から撮影したのがこちら

プレートはこのような感じであった。
ここで疑問点:これより1基前にあるのは21号なのだが、こちらは振り分け番号が24号(-乙)となっていた。
上部通過の東京南線3,4号線ができたときに、どこかで鉄塔が減ったのだろうか?

ここでまた乙の方を近距離撮影!

振り分けを超えた先はこんな感じだ。

こちらは振り分け番号を追うと25号で間違いないと思う。

上部通過の東京南線1,2号線、3,4号線の各70号鉄塔と、その下を通過の南横浜火力線24号-甲を一緒に撮るとこんな感じ!

次いで、東京南線1,2号線、3,4号線の反対側・71号はこんな感じ。

追加でパノラマ撮影分も!

そして、途中の戸塚変電所を超えると、南横浜火力線の送電塔の形は一変する。

こちらは南横浜火力線55号である。

撮影に来た時は、丁度この辺りで部材交換と防錆塗装が行われており、半々で色違いのものを見ることができた。

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