塩鳥線

(元千鳥町線)

塩鳥線は、千鳥町線11号鉄塔から塩浜変電所までを結ぶ4回線の送電線であるが、うち2回線については、千鳥町線11号鉄塔にて、それぞれ上下で片側の1回線に合流しているから、停止している区間もある。

続いてこちらが、元千鳥町線12号鉄塔だが、現在は先ほどの11号鉄塔で、各1回線を合流させているので、ここより電線路名は塩鳥線に変更されている。

ということで、こちらは塩鳥線1号鉄塔である。
こちらについては、送電塔はまたもや線路を外れた箇所にあるので、送電塔の形は矩形鉄塔となっていた。

なお、使っていない回線については、目印を付けるためか、懸垂がいしの汚れがひどかった。

続いてこちらが、塩鳥線2号(元千鳥町線13号鉄塔)

汚れの差は一目瞭然
ここはがいしを洗うよりも、取り換えて綺麗にしているのかもしれない。

30号区の看板はここにも

塩鳥線に電線路名が変更されたのは最近のようで、看板が真新しい。

続いてこちらが塩鳥線3号(元千鳥町線14号鉄塔)
ここは貨物列車の線路の上部に立っているようで、門型鉄塔となっていた。

そしてこちらが終点間際の塩鳥線4号(元千鳥町線15号鉄塔)

塩鳥線へ電線路名が変更される前の千鳥町線時代は、この先にはまだ京急大師線より続いていた塩浜東線の最終鉄塔(16号)があって
そこで千鳥町線を振り分けて(その当時は、まだ千鳥町線4号線部分が活線?だった模様)、塩浜変電所へ引き込んでいたようであるが
塩鳥線へ電線路名変更後は、この先のある塩鳥線5号鉄塔で、塩浜変電所へ引き込まれる形となっている。
(※塩浜東線に関しては、京急大師線の上部を通る門型鉄塔の大師線より、途中の大師変電所を経て、続いていたものだった。
こちらについては、当時実在の川崎市電が管理していた小島新田駅〜桜本駅間の線路がなくなった際に、廃止となったようだ。
当時の航空写真で確認した。
今も一部では、その線路があったような形跡は確認できるが(線路自体はなし。)、塩浜東線の最終鉄塔については、その線路がなくなった後も、しばらくは残り続けていたようだ。
しかし現状は、その最終鉄塔も建て替えられている。塩浜東線の門型鉄塔については、大部分は早くて昭和45年(1975年)頃には除却されたようである。)

塩鳥線の最終鉄塔は5号で、プレートの年式は平成26年(2014年)11月を示していた。
これ以前に来ていれば、塩浜東線の年式も見ることがができたのになぁ

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