(起点は江戸川変電所・行き先は前項目で紹介の花総線)

白鳥線の起点は、江戸川変電所であり、ここより西側にある花総線へ送電線を接続させている。接続箇所の送電塔については、花総線21号である。
なお、この送電線は4回線で構成されているが、下段の2回線については、奥戸線になる。

江戸川変電所を出発する白鳥線

江戸川変電所の看板については、発送電の分離がされてから2年程経過していたが、2018年撮影当時では、まだ取り換えられていなかった。
古い看板のままとなっていた。
ちなみにだが、この変電所は江戸川区ではなく葛飾区の亀有に所在している。

こちらは白鳥線3号

年式については、昭和40年(1965年)3月のようだった。

なお、正にその当時物と言えよう、架空地線支持の三角帽子のない昭和のレトロ調あるものについては

4号のみで確認できた。
しかしこの送電線は、構成がやや変わっている。
下段にある奥戸線であるが、2回線ある内の右側については、建物に接近している箇所があるからだろうか、何故か耐張となっていた。

なお、上部の白鳥線部分では、片側がブロッキングコイル付きとなっていた。

そして白鳥線は、4号の次にあるこちらの送電塔にて、白鳥線は花総線へ接続される。
なお、花総線については、一応奥戸線とも接続ができるようにしたらしいが、現状、それとは接続はされていなかった。

ちなみにこの付近の花総線については、古そうな送電塔は一切確認できず、白色の塗装を施した鋼管単柱鉄塔が多い。

続いて、白鳥線の下段にある２回線の奥戸線についてだが、これは白鳥線から分かれた後は奥戸線のみとなる。
それを次のページで紹介しよう。