東京北線の鉄塔下にて、何故か1938年(昭和13年)製の懸垂がいし発見!!
これは、年が明けたばかりの寒い真冬の2012年1月下旬、東京北線の鉄塔を少し巡った時の話
1959年(昭和34年)建設の東京北線の鉄塔下の畑にて、1938年製の懸垂がいしを発見したのだった。
バランス耐張化されている東京北線・3011号鉄塔
今回は、その鉄塔の付近の畑にて、なんと!1938年製の懸垂がいしを発見!
唯、それは畑の中にあり、その所有者が農作業で重しとして使っているようであるから(無暗に持ち去れば窃盗罪に当たってしまうだろうから)、見るだけにしておいた。
ここでは合計2つそれが落ちているのを確認した。

片方は赤錆が発生していた。

製造年は大分古く、じいちゃんばあちゃん世代のもので1938年1月製だ。

次いで、もう片方は字が消えかかっていたが、同世代だ。
見てみると、両方ともかなり古く、日本ガイシ製(三角形の旧ロゴ)のもので1938年製であった!
そして、今の懸垂がいしには表記のないTUNNEL KILNの表記まである。
これはトンネル窯で焼いたという証ですね!
「それにしてもおかしいなぁ。

東京北線の完成は昭和34年のはずなのに、何故ここにそれ以前の昭和初期の懸垂がいしが落ちてんだ?!
猪苗代新幹線で一度取り換えられたものでも持ってきたのか?」
当初は疑問に感じましたが、付近には猪苗代新幹線と東京北線との同時併架(交差のための同時併架)で建て替えられてしまった鉄塔があるので、推測するならば、その鉄塔の建て替え時にでも譲ってもらったとしか言えそうにないです。w

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