1959年式の275kV設計鉄塔!昭和30年代に大流行り・東京北線 3018号他
(1959年(昭和34年)式の275kV設計鉄塔!昭和30年代に大流行!)
ここでは新旧含めた、東京北線の鉄塔を紹介しよう。
まずは3017号
ここは建て替え済みだ。
なお、近代の鉄塔はあまり中相の腕金が突き出ていない。
ヘリ巡視用の番号札です。
お次は背の高い紅白鉄塔の3019号の直前にある3018号へ向かった。
その前に、奥の方の3020号らへんも!
3018号の全景写真です。
種類に関しては、見上げるとバランス耐張ばかりです。
3018号の番号札です。建設年は反射で見えません。w
続いてこちらは
背の高い紅白を超えた先にある3020号です。
バランス耐張だらけです。
東京北線にはバランス耐張しかないのか
オールI吊の方がいいんだけどなぁ
なお、当時物の旧鉄塔は送電がいしも古い。
がいしは化学工場や塩害地域を通過する送電線のごとく、旧型の一回りヒダが大きく突き出たスモッグがいし。
ここは畑が多い。これだと濃霧が発生した際に泥などの汚損物ががいしに付着したことを考慮して、このがいしを採用したようにうかがえる。
他には、台風によって約30キロ先にある海からの塩を含んだ風が吹き付け、がいしに付着することもあるのだろう。
(記憶に新しいのが平成30年の台風24号で、珍しく塩害によって電線から火花が噴き出したり、木々が塩害で枯れて紅葉が見れなくなった時期もあった。)
特に周囲に高い建物がなーんいもないこういった場所は吹き付けやすいのだろう。
建設年は昭和34年(1959年)1月
この時代の鉄塔も好きだが、旧車もまた好きである。w
なお、鉄塔の建設は寒い時期のものが多い。
一方こちらは、2014年の建て替え済み区間
(なんだよ〜275kV用のスモッグ譲ってほしかったなw・・・そういや誰か2ちゃんにそれをたばこの灰皿として使いたいなんて書いた人いると思うけど、そんな使い方はせんでおくれw)
3021号からは耐張鉄塔が見えた。
こちらは通常の引き通しの鉄塔とは違い、若干架空地線と送電線との間に空間があります。
ここでは特に、右カーブを振る写真左のものがやたら低いです。
まるで中東京幹線のようです。
この辺は農作業をする者への安全上のため、建て替えられてしまったのだろう。
(千葉だと日本初の50万ボルト送電線なる房総線線下では、なーんにもない農地でも遮蔽線をバリバリ張って、誘導を防いでいるようなところもあるんだけどなぁ〜埼玉は考えが違うようだ。)
原型の耐張鉄塔は、架空地線と送電線の間に少し空間があるのが特徴です。
それにしても、原型はいずれも低い
(この辺はいずれとも、2014年に建て替え済みです。)
んでも、時たま工場などの構造物に接近する箇所だけ背の高い現代の紅白鉄塔になる箇所があります。
それにしても、引き通しのI吊懸垂がいしのものはどれも下相は耐張ものばかり。

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