上毛幹線・奥の区間は少し若い・といっても、昭和2年式 その1
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ここでは、比較的上流側(40号台〜70号台)の上毛幹線の送電塔を紹介しよう。
上毛幹線については、金井変電所・金井発電所終点間際のものについては、大正15年建設が目立つが、伏田変電所より前の区間については、比較的若い送電塔が目立つ。
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まずはこちら、48号
送電塔の高さについては、そばにある配電柱と10メーター程しか変わらない。
やはり古い送電塔は、背が低いものが多い。
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年式は番号等が記載されているプレートについては、こちらは文字が消えており見えなかった。
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48号の看板はこんな感じだ。
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こちらは47号
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一方こちらは70号だが、こちらは他のものとは違う形状をしている。
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送電線を支持している各相の腕金についてであるが、全く傾斜がない構成となっている。
これは、かつて実在の東京電燈が設計した送電塔のように見えるが、いかがだろうか
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とりあえず、東京電燈が設計したと思われる送電塔の年式については、昭和2年(1927年)を示していた。
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さて、その1基老番の71号では、耐張鉄塔が確認できたが、こちらもかつて実在の上毛電力らしい送電塔ではない。
各相の腕金であるが、いずれとも傾斜はなく、直線仕様となっている。
上毛電力の送電塔については、各腕金に傾斜があるのが特徴である。
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こちらも東京電燈設計のものなのだろうか
しかしその奥の老番方面については、建て替え済みが目立つ。
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続いてこちらは、70号から見た若番方面、69号である。
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なお、69号は山の上にあり、雷が直撃しやすくなっているためか、架空地線支持の三角帽子については、後付けされているようだった。
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