渡田線(元々東川崎線、元中島線)19号に実在の唯一のV吊がいし

渡田線19号には、同電線路にあるものとしては、唯一、V吊で送電線の引き通しをしたものがある。
こちらに関しては、マンションの合間に偶然残ったから、ずっと当時物の構成で残った感じだろうか

渡田線(元々東川崎線・元中島線)については、左手前に見えるような、架空地線支持の三角帽子を嵩上げしたようなものが目立つが

マンションの合間に残っている渡田線19号については、同電線路の中では唯一、V吊で送電線の引き通しをしたものがある。
ちなみに同電線路の引き通しの基本は、右後ろに見えるようなI吊により引き通しが目立つ。
なお、腕金については、最近取り換えたのか、黒くなっている箇所もある。

また、ここでは周辺にマンションがあって、それが送電塔の避雷の役目をしているからか、架空地線の支持も特に嵩上げはされていない。
嵩上げされていないものでV吊を見たのは、これが初だった。

なお、プレートに関しては、かろうじて、マンションの入り口付近から見える。
普通、プレートというのは、電源側に取り付けるようであるが、ここはそれでは見えなくなってしまうので、見える位置に付けたようだ。
年式については、こちらも中島線時代から変わらず、昭和30年(1955年)8月とある。
今は近代的なマンションが周囲に乱立しているが、昔はこの送電塔の周囲も低い木造建造物が多かったはずだ。

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