猪苗代旧幹線(山)

(猪苗代旧幹線山線)

現在、猪苗代旧幹線は、猪苗代第四発電所より、猪苗代旧幹線(山)という電線路名から始まり、途中、猪苗代第三発電所、猪苗代第二発電所を経て、最後は終着地である猪苗代第一発電所へ向かう。
(猪苗代第一発電所から猪苗代旧幹線に電線路名が変わる。)
なお、猪苗代第二発電所までの区間の送電鉄塔の形状については、黒部幹線で確認できた154kV設計のようなものも見られた。

猪苗代第四発電所とその右側に猪苗代旧幹線(山)の1号鉄塔

猪苗代第四発電所の看板

猪苗代旧幹線(山)の送電鉄塔
起点付近では一部、黒部幹線設計のような送電塔を確認!

建設年は戦時中の昭和19年(1944年)1月
(これは猪苗代旧幹線本線の送電電圧が154kV化された時代)

奥の方では、東電管内(東京電燈時代)らしい感じの送電塔も確認できた。

24号については、中相の腕金の改造手法が他とは違っていた。
(電圧昇圧に伴う腕金改造・詳細は次項で紹介)

こちらの28号鉄塔では、途中の猪苗代第三発電所で発電した電力を猪苗代旧幹線(山)へ合流させている。
送電塔の形状は、まるで両手を広げているかの形状をしておった。
なお、猪苗代第三発電所については、この辺りにあるようだが、近づけず写真がない。
そして、アメリカのカーネギー製鋼材(次項で紹介)を用いた送電塔については、猪苗代第二発電所を超えた箇所で出現するようだ!
説明付きで写真右に○で囲ったものがそれだ!!

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